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イベント掲示板[連載]粕谷俊二のオフタイム採用情報


正義なき力は無能なり
2012.12.31

 今年もあとわずか、個人としては何時になく早い一年だったように思う。日々の仕事に追われ、それでも私事では志を失うことなく、国情に一喜一憂。そして年は暮れていく。

 オレカとしては、社員一同精一杯働いた。仕事は結果がすべてですが、それも頑張りもあって及第点は取れたかもしれない。仕事を離れても、お客様と花火大会を見る会を催したり、恒例のサーキットイベントも開催できた。だが、これもお客様あってのこと、来年も努力を怠ることなく、真摯に仕事をしなければいけないと思います。

hanabi

 日本社会の混迷を象徴するかのように数多くの政党が乱立、何時も以上に互いの中傷合戦が目に付く空虚な論争に終始した国政選挙の結果は、国民の評価そのままに戦後最低の投票率に終わった。

 共産よりはまし、消去法で選択された永遠に未完たる民主主義は、選挙によって選ばれる議員、その最大数を獲得した組織が国民の代理として政権を握ることとなるが、民意からは程遠い、数合わせの論理が力となった今、しばらく国難は続くだろう。

 そして、この選挙に大きな影響を与えたマスコミの稚拙な報道の一端にも驚いた。それは、新たな政党の党首の生い立ちは、先祖代々差別を受けてきた家系だというもの。先だって行われた米国大統領選挙が、多民族国家の暗闇を象徴するかのごとく人種を真二つに分ける結果となったといわれており、今後の国家運営の難しさが懸念されている。だが、日本は単一民族、家系による差別など言語道断。昨今の世界情勢を鑑みれば、日本人は今こそ一致団結が求められているのだ。

 明治維新。当時の日本には、アジアの多くの国がそうであったように、欧米の植民地にされない為に命を賭して政に挑んだ日本男児は数知れず。彼らが共通して持っていた、勇気、英知、直感、そして窮地にあっても決して挫けることなく戦う大和魂があった。そして彼らの子孫は世界へ羽ばたいた。

 ダニエル井上、彼の父もそんな強い日本人。ダニエルは米国上院を88歳まで勤め、要職に立ち、日米の絆を支えた男、片腕を第二次大戦で失った英雄でもある。彼の功績は言うまでもなく、遠く離れた異国の地で散った日本人を僕は心から誇りに思えるのだ。民のために公僕として尽くして姿は民族を超えて敬意を払うに値する男だ。彼以上の政治家を日本で見ることが出来ないことが悲しくもあるが…

 それでも、日本国は、日本人は、家族は、友は、知人は、隣人は、助け合って生き抜かなくてはいけない、未来の世代に日本という国を残さなければならないからだ。世界が激動の時代に入った今、我々は、経済、文化などの単なる影響力ではなく、本物の力を持つべきときにあるのだろう。