4C リアピュアスポーツポーツ大径ブレーキシステム　３３０ｍｍ

　純正のリアブレーキは、コストダウンを最優先に量産ＦＦモデルに装備されているキャリパー＆ローターが装着されています。しかし、ミッドシップレイアウトの４Ｃは、ＦＦと比較すると前後の重要配分が逆転するため、本来バランス、制動能力を最大限に発揮するためには、リアの容量を大型化し、適正化を図る必要があります。そこで、キャリパーの容量を拡大、ローターサイズを２８５ｍｍから３３０ｍｍ大径化し、４Cに適正サイズとなるブレーキシステムを開発致しました。

　キャリパーは、純正と同様にサイドブレーキシステムを備えていますので、ボルトオンで交換が可能。ローターは、剛性、冷却効率も高めるべく、本格的なレーシングフィンを備えるベンチレーテッドディスクローターを採用し、アルミ製ベルハウジングと組み合わせ、軽量化にも貢献。レーシングスペックでありながら、日常的なストリート走行も考慮していますので、様々な使用領域における使い易さが最大の魅力です。後ろ髪を引かれる強力なブレーキタッチは、リア荷重の大きいミッドシップスポーツカーだからこそ可能となる特権。４Ｃのポテンシャルを、チームオレカのテクノロジーが最大限に引き出しました。